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★★ 今日のひとこと ★★

 (バックナンバー・2012.2月)


■ お金持ちで高学歴、社会的地位も高い、いわゆる「勝ち組」。彼らは、ルールを守らず反倫理的な振る舞いをする!?米国とカナダの研究チームが、実験などから、こう結論付けたとのこと。
 サイコロの目に応じて賞金を出すという心理学的実験ゲームでは、社会的階層が高い人ほど、自分に有利になるよう実際より高い点数を申告する割合が多かった。
企業の採用面接官の役割を演じてもらう実験では、社会的階層が高い人ほど、企業側に不利な条件を隠し通せる人の割合が多かった。
更に、社会的階層が高い人ほど、休憩時に、子供用に用意されたキャンディーをたくさんポケットに入れたという。
 はてさて、社会的階層が高くなれば、ルールを守らず反倫理的な振る舞いをするようになるのか。それとも、その逆で、もともとルールを守らず反倫理的な振る舞いをする人ほど、社会的階層が高くなるのか。あるいは、今回の結果は、たまたまなのか。

「勝ち組」はジコチュー? 米研究者ら実験で確認
http://www.asahi.com/science/update/0228/TKY201202270655.html
(2012/2/29)

■ ルーシー・ウォーカー監督のドキュメンタリー映画『The Tsunami And Cherry Blossom(津波そして桜)』。米アカデミー賞・短編実写映画賞は逃すも、今後、米国内はもちろん、日本などで上映される。
 そして、『Japan in a Day(ジャパン イン ア デイ)』。共に映画監督のスコットさん兄弟がフジテレビと組み、製作するという。東日本大震災からちょうど1年後の、今年3月11日。一般の人たちから、この日をテーマの動画を投稿してもらい、つなぎ合わせて1本の映画として完成させる。改めて東日本大震災を心に刻み、世界に発信するのが目的とのこと。
 これらの映画をきっかけに、復興活動の更なる加速を願う。

大震災からの復興描いた「津波そして桜」は賞逃す
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/120227/ent12022712580018-n1.htm
アカデミー賞ノミネート作品
東日本大震災からの復興を描いた『津波そして桜』とは?
ルーシー・ウォーカー監督を直撃!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120227-00000020-flix-movi
The Tsunami and the Cherry Blossom
http://thetsunamiandthecherryblossom.com/
リドリー・スコット氏、3・11を映画に 動画募る
http://www.asahi.com/national/update/0228/TKY201202270679.html
(2012/2/28)

■ 男性という性を決定づけるY染色体。これが小さくなり続けているため、やがて男性は絶滅する。・・・従来言われてきた男性絶滅説だ。
 しかし、この説は誤り、との論文が発表された。Y染色体の縮小は太古に起こったこと。以来、Y染色体は驚くほど安定しているという。
 いずれの説が正しいか。それはさておく。が、仮に、男性絶滅説に立つとしても、人工的な方法で、いわゆる「男性」を救おうなどと思わない方がいい。それはそれで、また別の問題が起きるだろうから。

「男はいずれ絶滅・・・しません」 従来説、米チームが否定
http://www.asahi.com/science/update/0224/TKY201202240673.html
「男性絶滅説は誤り」、Y染色体研究で新論文 ネイチャー誌
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2860023/8524895
(2012/2/27)

■ 今、インターネットは黄金時代。しかし、これがいつまで続くかはわからない。マルウェアや不正アクセスはもちろんだが、更に10の懸念があるという。
    #1:政府による規制
    #2:検閲
    #3:税制
    #4:帯域幅の制限
    #5:アクセスに対する課金
    #6:インターネット通貨
    #7:会費制収益モデル
    #8:Skypeのような無償サービスの終了
    #9:著作権で保護されたコンテンツ
    #10:プライバシーの侵害
 上記のうち、筆者が最も懸念するのは「プライバシーの侵害」。これの防止のためには、一定の制限は必要だろう。
折しも、米オバマ政権が、新法案「Consumer Privacy Bill of Rights(消費者プライバシー権利章典)」を発表した。

マルウェアや不正アクセスだけじゃない!--ネットに忍び寄る脅威
http://japan.cnet.com/news/topics/35014440/
米オバマ政権、ネットユーザーのプライバシーに関する権利章典を発表
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1202/24/news025.html
(2012/2/24)

■ リスク管理は極めて重要。そして、リスク管理によく使われるのが「確率論」。
 しかし、これには問題がある。前提条件により、確率の数値が大きく変わること。その数値とリスク対応コストとのバランスの問題もある。又、確率の数値が低いと、リスク管理がおろそかになりかねない。東日本大震災がそのいい例。更に、米国世界貿易センターへのテロ攻撃など、リスクを想定すること自体も難しい。
 リスク管理に関して、もっと重大な問題がある。それは、人や国家の意思が関わる事柄。得てして、リスクが伏せられる。使用済み核燃料の最終的かつ具体的処理方法が決まっていないにもかかわらず、安全だとして推進されてきた原発。これなど、その典型か。
 一向に捗らない「がれき処理」。国の責任は重い。

【論風】鳥取大学名誉教授・中村宗和 二元論的発想から確率論へ
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/120220/cpb1202200502001-n1.htm
使用済み燃料の処理・処分
http://www.nuketext.org/shiyouzumi.html
(2012/2/22)

■ 関西電力の高浜3号機が定期検査のため停止。これで、西日本で稼働中の原発はゼロ。東日本でも現在稼働中なのは、東京電力柏崎刈羽原発6号機と北海道電力泊原発3号機。これらも、4月下旬までには停止する。原発の今後の再稼働も、地元の反対で困難さを増す一方だ。
 さて、世界の風力発電の総出力。この10年間で10倍。特に、ここ数年の伸びが著しい。風レンズ風車など高効率化技術の開発もある。で、今後の伸びは一段と加速。原発の総出力を抜き去るのは、最早、時間の問題。
 そこで、原発維持に掛けるコストを、風力発電など代替エネの開発に振り向ける。国には、この、更なるスピードアップが望まれる。

西日本、稼働する原発ゼロに 関電高浜3号機が検査入り
http://www.asahi.com/business/update/0220/OSK201202200163.html
風力発電、5年で原発を逆転? 海外で増加、国内は低迷
http://www.asahi.com/business/update/0220/TKY201202200449.html
風レンズ風車
http://fe.mech.kyushu-u.ac.jp/research/wind/wind.html
(2012/2/21)

■ 文部科学省の産学官連携支援事業。その予算化が厳しさを増す中、全国コーディネート活動ネットワークの全国会議が近々開催。当該事業の課題は、限られた予算で如何に最大の成果を上げるか。
 従来はシーズ志向。今後は、産業界や市場のニーズを的確にとらえ、シーズ開発に生かす支援を行いたいとのこと。この観点での人材育成や見直しは、もちろん必要。
 しかし、そもそも、シーズ志向は非効率なもの。出願発明の大半が休眠、という現実を見れば明白。又、ニーズ志向は企業活動の基本であり、既に企業内で行われている。従って、企業が大学に求めるニーズが、仮にあるとすれば、それを如何に迅速にとらえるか。それがポイントになる。
 つまり、産学官連携支援事業を、コーディネーター個人の能力や意識だけに委ねるのは酷。ニーズ共有化の「場」や「仕組み」の構築も、並行して考えないといけない。

【生かせ!知財ビジネス】岐路に立つ産学官連携支援人材
http://www.sankeibiz.jp/econome/news/120220/ecd1202200501000-n1.htm
(2012/2/20)

■ 「ノーウォークウイルス(Norwalk virus)」。岐阜県羽島市の小中学生の間での感染が、依然、収まらない。
 さて、本欄では、敢えて「ノーウォークウイルス」と表現したい。それは、近畿在住の「野呂」さんが、呼び名の変更を訴えているからだ。
 一部メディアは、同氏の訴えを昨年、報道。しかし、同じそのメディアも、今回の報道では、依然、その名称を変えていない。
 若干、字数が増え、読みにくくはなるものの、先ずはメディアが変えてあげねば。。

岐阜で新たに4人からノロ検出 羽島の集団感染
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/02/2012021601001996.htm
小中学生145人が腹痛・吐き気で休む ノロウイルスか
http://www.asahi.com/national/update/0215/NGY201202150012.html
「ノロって呼ばないで」 野呂さん、ウイルス改称訴え
http://www.asahi.com/national/update/1128/TKY201111280406.html
(2012/2/17)

■ 「Shoes of Prey」。オリジナルデザインの靴を購入できるECサイト。靴の素材、色、形など、好みに合わせてデザインできる。そして、この度、デザイン画面を、従来の2D画像から3D画像にリニューアルしたという。
 但し、このビジネスモデル。普及には、更に、触覚バーチャルリアリティ技術の導入が不可欠。何せ「履き心地」が体感できないとね。。

靴の3D画像でよりリアルに--オンラインであつらえる「Shoes of Prey」
http://japan.cnet.com/news/service/35014143/
日本バーチャルリアリティ学会 力触覚の提示と計算研究会
http://sighaptics.org/
(2012/2/16)

■ ロシア極東のカムチャツカ地方政府。同地方南部で、今後1か月以内に、M6〜7の地震が発生する可能性があると発表。
 八つの地震予測方法で同時に異常を観測したという。なので、かなり高い確率なのだろう。
 それにしても、「1か月以内」とは!!「予測」というより、その「前兆現象」が捉えられているのか。「八つの地震予測方法」とは?それらの中身にも関心が向く。

露極東カムチャツカで1カ月以内にM7地震も 研究者予測
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/120213/cpc1202132123000-n1.htm
(2012/2/14)

■ スマートTV。インターネットを利用できる多機能型のテレビ。ゲームや動画ソフトのダウンロードや、ツイッターなどのSNSが利用できる。つまり、いわば、スマートホンのTV版。
 さて、Googleは、こうしたスマートTVなどウェブ接続機器に搭載されるソフトウェアを開発中。その名も、Google TV。音楽を家庭向けにストリーミングするソフトウェアのことらしい。そして同社は、それに関する重大な発表を本日2月13日に行う、とのメッセージをFacebookに掲載した。
 本メルマガが、読者の皆さんのお手元に届くころには、既に、その内容は明らかになっているだろう。その内容はもちろんだが、筆者が注目したのは、当該メッセージをFacebookに掲載した点。今や、ネットの主役が、Facebookであることの現れか。

グーグル、「Google TV」に関する「重大な発表」を予告
http://japan.cnet.com/news/service/35014019/
FacebookがGoogleを廃業に追い込む理由
http://jp.techcrunch.com/archives/20110603facebook-google-out-of-business/
(2012/2/13)

■ 政府の地震調査委員会。首都圏M7級地震の発生確率について、短期的な予測は出さないと決めた。東日本大震災後の地震活動から試算する手法は、その前提如何で結果が大きく変わり、精度に問題があるという。
 地震の発生確率が発表されると、マスコミは大々的に取り上げる。それを視聴した国民の多くは、その数値に一喜一憂。こんな風潮は、必ずしも好ましいとは言えない。異論はあろうが、地震の発生確率。この数値の曖昧なことは、本欄でも何度か取り上げた。その観点で、短期的確率予測は出さない、との同委員会判断は妥当だ。
 要は、「いつ起きてもおかしくない」。これに尽きる。何はともあれ、そのための「備え」と「心構え」が重要。

首都圏地震の短期予測出さず 政府調査委「精度に問題」
http://www.asahi.com/national/update/0210/TKY201202090841.html
(2012/2/10)

■ 平均的なFacebookユーザーは、発信より受信。米国の調査機関Pew Research Centerによる調査結果だ。
 例えば「いいね」コメント。Facebookユーザーは1カ月に約20回、他人から「いいね」を受け取っている。が一方、他人に対してこのコメントをすることは月に14回。この約6回の差は、20〜30%の所謂パワーユーザからの発信が埋めている。
 では、一体、彼らパワーユーザーは、毎日、どれほどの時間をFacebookに費やしているのか。。

Facebookユーザーの7割以上は「受動的」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120208/380381/
(2012/2/8)

■ 砂糖は毒。従って、たばこや酒のように税を課すべき。米国の小児科医らが主張する。
 確かに、砂糖の過剰摂取は体によくない。ただ、過剰摂取がいけないのは、砂糖や酒に限らない。運動不足等との相互作用もある。砂糖や飲料の業界が反論するのはもっともな話。
 それに、もしかすると、酒の業界も、酒とたばこを同一視して欲しくない、と反発しているのでは?
 もちろん、砂糖や飲料メーカー側も、改めるべき点は大いにある。この騒動。それを一気に浮かび上がらせる効果はあった。
 ところで、おいしいものを摂りたがるのは、人間の性。そして、売れるものをどんどん作る。これも、メーカーの常。ここで、ある種の規制がなければ、過剰摂取へのネガティブスパイラルに陥る。その規制として課税が最も有効だとすれば、これまた悲しいこと。

砂糖はたばこ・酒と同じ「毒」 課税提唱に米業界が反発
http://www.asahi.com/international/update/0206/TKY201202060147.html
(2012/2/7)

■ Facebook社のザッカーバーグCEO曰く「ザ・ハッカー・ウェイによって行動する」。
 「ハッカー」「ハッキング」。これらの言葉は、本当は、「むしろ物事を素早くやってのけること」「何ができるか限界を試すこと」を意味する、と主張。
 ザッカーバーグ氏の上記主張には、若干の違和感を感じる。つい先日も、国際ハッカー集団「Anonymous」は、ある電話会議の録音をネット上に流した。米英捜査当局の、自分たちに関する捜査状況が話し合われたものだ。「何ができるか限界を試すこと」自体はいい。が、その試す対象がしばしば物議を醸す。同氏が、こうした事態に無関心でいるはずはない。では、一体何故、IPO申請時に、敢えて、そう主張したのか。
 ところで、FacebookのIPO申請により、いくつかの課題が浮き彫りになった。
 一つは、Zynga社への高い依存度。Facebook社の2011年売り上げの内、12%を占める。そして、収益化ビジネスモデルや特許訴訟。これらの点も指摘されている。
 もう一点。筆者が着目するのは、ユーザーベースの巨大さ。2011年12月時点で、4億8,000万人。この巨大さは、Anonymous等による組織的攻撃のリスクとなりうる。当然、これへの対処はザッカーバーグ氏の念頭にある。
 では、ハッカーを敵に回さない方法は何か。それが、「ザ・ハッカー・ウェイ」。・・・こう考えるのだが。。

フェイスブックの哲学は“ハッカーの社会的使命” IPO申請で強調
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120203/bsj1202030737000-n1.htm
M・ザッカーバーグ氏が考えるFacebook--投資家向け書簡より
http://japan.cnet.com/news/commentary/35013739/
ハッカー捜査会議盗み聞き? アノニマスが録音公開
http://www.asahi.com/international/update/0204/TKY201202040167.html
FacebookのIPO申請でわかった6つの新事実
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120206/380163/
Facebookが直面するリスクとは--IPO申請書から考える
http://japan.cnet.com/news/commentary/35013707/
(2012/2/6)

■ 好かれるツイートは全体の36%。25%は嫌われている。Twitterユーザーによる評価だ。如何なるツイートが好かれるか。フォロワーを増やしたいと考える者には参考になる。
 さて、好き嫌いはともかくとして、こんな人騒がせなツイートもある。
 26歳の英国人男性。観光目的で訪れたロサンゼルスに到着後、テロリストの容疑で逮捕されてしまった。数週間前の彼のツイートがこれ ↓ 。
「free this week for a quick gossip/prep before I go and destroy America? x」
 「destroy」には、英国のスラングで「パーティーで大騒ぎする・楽しむ」という意味がある。しかし、男性の必死の釈明もかなわず、結局、本国へ強制送還。
 あなたのツイート。どこでだれが見ているかわからない。くれぐれも、冗談はほどほどに。。

ツイートで読む価値があるのは全体の3分の1――研究者らが調査結果を発表
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1202/02/news046.html
20代英国人男性、Twitterのつぶやきでテロリストと間違われ逮捕される
http://www.excite.co.jp/News/net_clm/20120202/Slashdot_12_02_02_0841213.html
(2012/2/3)

■ ネット中毒。中国科学院の研究によると、青少年ネット中毒者の脳の一部に損傷が見られ、その状況が麻薬などの中毒者に似ているという。
 ネット依存と脳の損傷。もちろん、これらの因果関係については議論の余地がある。ただ、以前から、ネット依存症の、心身に与える悪影響が指摘されている。特に、次世代を担う若者が、現実社会にて費やす時間を極端に減らす。これは、放置していい問題ではない。

青少年のネット中毒、脳に損傷をもたらす可能性
http://j.people.com.cn/95952/7716773.html
知らない間に心や体を侵す「ネット依存症」
http://www.nikkeibp.co.jp/archives/389/389237.html
(2012/2/2)

■ 「首都圏直下型地震、5年以内に28%」。京大防災研究所の遠田晋次准教授が試算した。「4年以内の発生確率70%」。こう、東大地震研究所の平田直教授らが先日発表したものに比べ、大分低下した。
 ・・・と考えるのは早計。昨日の本欄でも述べたように、確率は、いくつかの主観的な要素が根底にある。前提条件の設定次第で、この程度の差は生ずる。まして、確率の意味するところが、実際問題よく分からない。
 東日本大震災の事前の発生確率をみるといい。発生前まで、政府の地震調査委員会は、その確率は「30年以内で最大20%」と試算していた!確率とはこういうものだ。
 明日起きるかも知れない大地震。ここ日本においては、そう考えておかなくては。。

首都圏M7級地震、京大は「5年以内に28%」
http://www.asahi.com/national/update/0201/TKY201202010134.html
首都直下地震、4年以内の発生確率70% M7クラス、東大試算
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120123/dst12012311250005-n1.htm
地震予知と対策
http://www.ceres.dti.ne.jp/~mat/shinsai-kanren/yochi/yochi11c.htm
(2012/2/1)

 


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