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■ 殺人罪の時効を廃止し、それ以外は現行の時効期間を2倍に延長。時効案件が報道される昨今、見直し論議の高まりは当然のことだ。ただ、今回の改正案づくりは、やや拙速な感あり。代表的な反対意見は、冤罪ケースの増加懸念。つまり、99.8%以上の有罪率といわれる日本の刑事裁判。被告人が無罪証明しない限り無罪判決は出にくい。更に問題はマスコミ。逮捕された段階で、あたかも犯人かのような報道を行う。「推定無罪」が徹底されていない。こうした問題も法改正と並行で解決しないと、冤罪は「懸念」から「現実」に。 (2010/01/29)
≪関連サイト≫ 殺人は時効廃止、ほかの凶悪事件は2倍 法務省が骨子案 http://www.asahi.com/national/update/0128/TKY201001280497.html 刑事裁判における無罪推定原則とは何ですか。 http://www.aiben.jp/page/library/gyokaisi/g1911.html
■ 兵庫県明石市での歩道橋事故。業務上過失致死傷容疑で書類送検された明石署・元副署長に対し、神戸地検は四度の不起訴処分。だが検察審査会は、ことごとく「起訴相当議決」。改正検察審査会法の施行後では二度目。従って、同法の規定に基づき、検察官ではなく裁判所が指定した弁護士が強制的に起訴する初のケースとなる。これまでは起訴の権限が検察官の独占だった司法界。大きな転換点といえる。ただ、検察官とは視点が異なるとはいえ、当該指定された弁護士の職務遂行は容易でない。今後の成り行きに注目。 (2010/01/28)
≪関連サイト≫ 明石歩道橋事故 元副署長を初の強制起訴へ 検察審議決 http://www.asahi.com/national/update/0127/OSK201001270089.html
■ 今年1月1日、改正著作権法施行。改正前の著作権法でも、権利者に無断で著作物をアップロードする行為は違法だった。しかし、今回の改正で、権利者に無断でアップロードされている音楽と映像を、違法ファイルと知りながらダウンロードする行為が、違法となった。さて、この「ダウンロード違法化」に関する意見は、「罰則を設けたほうがいい」とか、そもそも「ダウンロード違法化をやめたほうがいい」とか、様々。要は、違法アップロードが減るのか否か。もし、ここにまで効果が及ばないようなら、今回の改正は、あまり意味はない。 (2010/01/27)
≪関連サイト≫ 「3割はそもそも楽曲購入せず」「罰則規定で大きな年代差」 〜
ダウンロード違法化に関する調査 http://www.rbbtoday.com/news/20100126/65225.html 1月1日からダウンロード違法化、Winny/Shareノード数に変化は? http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100105_340554.html
■ 歩行習慣は、糖尿病や脳卒中、心筋梗塞などの発症リスクを低下させる。研究論文もいくつかある。では、その発症リスクの低下は、医療費として金額換算するといくらになるか。厚生労働省の研究班が試算した。結果は、国民1人・1歩あたり、約0.0014円の節約に相当すると出た。さて、この試算結果をどうみるか。というより、何を目的に、このような試算を行ったのか。生活習慣病予防には、運動はもとより食生活の改善も重要ということは、よく知られていることであり、厚生労働省自らも、大分以前に公表しているにもかかわらず。 (2010/01/26)
≪関連サイト≫ 一歩あるけば医療費0.0014円節約 厚労省試算 http://www.asahi.com/national/update/0123/TKY201001230137.html 生活習慣病対策の総合的な推進について http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/07/s0725-7d.html
■ 民主党・小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」を巡る事件。東京地検特捜部が小沢氏から事情聴取したことで、一つのヤマは越えた。今後は同地検が、小沢氏から得た供述内容の真偽を徹底的に調べる。しかしまあ、この事情聴取に関し、前日からマスコミは小沢氏を追いかけまわす。その騒々しさは如何なものか。もっと冷静にできないか。報道にも、極力、公平なバランス感覚を望む。もちろん国民は、例えば「計1億円を小沢氏の秘書に渡した」との水谷建設の元会長証言など、一方からの情報のみでの予断は慎みたい。 (2010/01/25)
≪関連サイト≫
小沢氏会見、疑惑関与を全否定 「幹事長職を全う」 http://www.asahi.com/national/update/0123/TKY201001230268.html 「裏金もらっていない」小沢氏が公表した説明文書要旨 http://www.asahi.com/national/update/0123/TKY201001230334.html 検察の「頼みの綱」水谷建設元会長に「偽証」の過去・検察から言われたままを証言した[ゲンダイ] http://www.asyura2.com/10/senkyo78/msg/374.html
■ 一昨日の福岡地裁での裁判員裁判。公判の2日目のこの日、午前の審理で、裁判員らの手元の画面に遺体の一部の生々しい写真が映された。その後、一人の女性裁判員が解任。後任の補充裁判員が午後の審理に臨んだ。報道では、当該女性裁判員は写真から目をそらすようなそぶりもしており、遺体の写真で体調を崩した可能性もあるという。だとすると、「心的ストレスに対する懸念」が辞退理由とされていないこと。これが現実問題化したか。例え、アフターケアを充実させたとしても、一度受けた心の傷はなかなか消えない。 (2010/01/22)
≪関連サイト≫ 遺体写真見て体調崩す?裁判員を解任 福岡地裁 http://www.asahi.com/national/update/0120/SEB201001200025.html 裁判員になることは辞退できないのですか。 http://www.saibanin.courts.go.jp/qa/c3_3.html
■ IPCC第4次評価報告書で「このまま地球温暖化が続くと、2035年までにヒマラヤの氷河は消失する蓋然性が非常に高い」。が、この記述は憶測だったか。温暖化を誇張したとも受け取れる研究者間のやりとりが盗み出され、又、パチャウリ議長が温室効果ガスの排出量取引と密接に関係。更に、IPCCの重要メンバーのドイツ・キール大学ライプニッツ研究所が「地球ミニ氷河期説」を主張?今、IPCC自体が?ただ、地球温暖化の真偽より、「ツバル」がより緊急で重要な問題。海中に埋没しつつある。報道の限りでは、世界は実に冷たい。 (2010/01/21)
≪関連サイト≫ 「25年後にヒマラヤ氷河消失」根拠なし? 英紙が報道 http://www.asahi.com/science/update/0119/TKY201001190203.html 「平成20年地球温暖化影響調査レポート」の作成について http://www.maff.go.jp/j/press/seisan/kankyo/090908.html 海外研究:地球はミニ氷河期に突入か? http://www.epochtimes.jp/jp/2010/01/html/d11871.html 環境問題:海中に沈みゆく国=ツバル http://www.epochtimes.jp/jp/2009/12/html/d77701.html
■ 大型の魚についた寄生虫を食べる掃除魚の一種「ホンソメワケベラ」。オスがメスの採食行動を監視し、大型魚が不快に感じる食べ方をした時には懲らしめる!?英豪グループが米科学誌サイエンスに発表した。不快な食べ方が原因で、大型魚が怒って逃げ去るのを防ぐとのこと。さもありなん。ただ、ホンソメワケベラの社会では、グループ内最大個体がオス、それ以外はメス。最初はメスでも、優位な立場になるとオスになるという。だから、「懲らしめる」のは「オス」というよりも、「体が大きく優位な立場の方」というのが正確かも。 (2010/01/20)
≪関連サイト≫ 「食べ方が悪い」掃除魚のオス、怒ってメスに懲罰 http://www.asahi.com/science/update/0115/TKY201001150151.html 魚類の性転換 http://home.hiroshima-u.ac.jp/forum/34-3/photo.html お掃除屋さん繁盛記 http://fishwatcher.la.coocan.jp/howtowatch/watch12.htm
■ iPS細胞(Induced
pluripotent stem
cells)。人工多能性幹細胞とか誘導多能性幹細胞と訳され、非常に多くの細胞に分化できる。理論上は、体を構成する全ての組織や臓器に分化誘導することが可能。従って、ヒトの患者自身からiPS細胞を生成する技術が確立されれば、拒絶反応の無い移植用組織や臓器の作製が可能になる。ところで、とかく邪魔者扱いされる脂肪だが、この細胞からもiPS細胞が作製されるという。それも、比較的容易かつ迅速にできるとのこと。これまで、お金をかけての脂肪吸引。今後は吸引脂肪がお金に!? (2010/01/19)
≪関連サイト≫ 脂肪細胞が人の命を救うかも!? http://journal.mycom.co.jp/series/Healthy/006/index.html
■ 小沢幹事長を巡る資金疑惑。検察の狙いは小沢氏立件。その最大ポイントは、小沢氏から提供されたとされる4億円の内の1億円。この出所。検察側からのリークだろう、それを裏付けるかの報道がある。が、石川容疑者らはそれを否定。この1億円の出所については安易な憶測を慎み、今後の検察による調査に委ねたい。ただ、石川容疑者は担当検事から「小沢はあなたを裏切った。小沢と一緒にやっていいことはない」と言われたという。検察審査会があるものの、検察の権力とその影響力は絶大。自白強要などあってはならない。 (2010/01/18)
≪関連サイト≫ 小沢氏側、資金洗浄の疑い 出入りした4億円巡り工作か http://www.asahi.com/national/update/0118/TKY201001170315.html 「党代表選に影響」と虚偽記入 石川容疑者が供述 http://www.kahoku.co.jp/news/2010/01/2010011801000057.htm
■ カジノ導入。一体、そのメリットは何か。観光客を誘致し、財政収入や外貨を確保すること。更に、雇用機会の創出やリゾート地などの活性化もある。又、異論はあろうが、違法カジノや暴力団の排除も期待されている。もちろん、一方で、暴力団等組織悪の介入、犯罪増加、治安及び環境の悪化、ギャンブル依存症者の増加等が懸念されている。ただ、カジノは既に、世界の112カ国で合法化されており、日本は世界の先進8カ国の中で唯一カジノを持たない国。他国の実情をよく研究しつつ、先ずは「カジノ特区」から。悪くは無さそう。 (2010/01/15)
≪関連サイト≫ カジノ特区構想、亀井金融相と沖縄県知事が意気投合 http://www.asahi.com/politics/update/0115/TKY201001140492.html 地方自治体カジノ研究会 研究報告書 http://www.chijihon.metro.tokyo.jp/kouiki/casino/kaji_houkokusyo.pdf
■ こんにゃく入りゼリーの窒息死亡事故。先日、消費者庁が同製品の大きさや形状の規制等、検討開始したことで、再びマスコミをにぎわす。食品安全委は、こんにゃく入りゼリーの窒息死リスクはアメと同程度と発表。NHKでも昨日、「こんにゃくゼリーの事故は、餅より低いとはいえ、無くなるようにしてほしい」と。又、当該事故で子を亡くした遺族の一人は、「餅が危険なのは皆、分かっているが、こんにゃくゼリーは違う。作らないで、とまでは言わないが・・・」。しかし、解凍不十分の状態で食べさせない等、消費者側の注意も不可欠。 (2010/01/14)
≪関連サイト≫ こんにゃくゼリー「事故頻度、アメと同等」 食品安全委 http://www.asahi.com/national/update/0113/TKY201001130387.html こんにゃくゼリー、窒息リスクはモチに次ぎ2番目 食品安全委 http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20100113ATDG1304E13012010.html
■ スマートフォン。携帯電話やPHSとPDA(携帯情報端末)
を融合させた携帯端末で、携帯電話キャリア各社、様々な機種を競って販売している。で、肝心のその利用状況は?インプレスの調査では、利用者の78.0%が「スマートフォンによって業務が効率化できる」。反応は上々のようではある。しかし、注目すべきは、スマートフォンを利用しない法人の、その理由。「一般的な携帯電話の機能で十分」が52.9%。「端末価格が高い」が32.2%。不況が影響しているとはいえ、昨今の携帯端末の多機能化傾向。ちと行き過ぎではないかな。 (2010/01/13)
≪関連サイト≫ スマートフォンを導入しない理由は「普通のケータイで十分」 http://k-tai.impress.co.jp/docs/dotbiz/news/20100113_341905.html 国産携帯電話、イノベーションに熱中しすぎ http://j.peopledaily.com.cn/95952/6866149.html
■ こんにゃくゼリーによる窒息死。1995年以降、少なくとも22人に上る。その殆どが幼児と高齢者。消費者庁は、その対策として、大きさや形状、こんにゃく粉の含有量の規制などを検討する。もともと消費者庁創設の契機となった懸案事項だからなのだろう。ただ、何故今?直近の事故は2008年夏。それ以降、業界団体に対する行政指導が行われ、消費者側としても注意意識が高まっている。それに、食品に絡む窒息事故は、「もち」「おにぎり」「パン」に係るものが件数としては圧倒的に多い。商品自体への規制強化はナンセンスかも。 (2010/01/12)
≪関連サイト≫ こんにゃくゼリー窒息事故防止へ 消費者庁が対策検討 http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20100109AT1G0803C08012010.html ミニカップタイプのこんにゃく入りゼリーの現状について http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20090108_1.pdf こんにゃくゼリー窒息事故、再発防止に重要なのは「消費者側の注意」7割半 http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20383070,00.htm 食品による窒息の現状把握と原因分析研究 http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/chissoku/dl/02.pdf
■ 昨年の裁判員裁判。全138件の裁判員選任手続きに呼び出された候補者5842人の内、11%に相当する622人が欠席。しかし、裁判員法に定められた過料を科された人はいないもよう。これについてメディアは「ペナルティーを恐れ、渋々地裁に出向いた人が不満を持つ可能性がある」という。そうかもしれないが、それより問題は、辞退理由。かなり柔軟に辞退の認定がされているようだが、「心的ストレスに対する懸念」や「思想・信条」も辞退理由にできないものか。心的ストレスなど、アフターケアではなかなか解消し得ないのだから。 (2010/01/08)
≪関連サイト≫ 欠席622人、過料なし 裁判員選任手続き09年の138件 http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20100107STXKD039406012010.html 50地裁で836人経験 裁判員裁判、138件すべて有罪判決 http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20091219STXKF071818122009.html 裁判員裁判の実施状況の概要 http://www.saibanin.courts.go.jp/topics/pdf/09_12_05-10jissi_jyoukyou/01.pdf 裁判員裁判の実施状況について(制度施行〜10月末・速報) http://www.saibanin.courts.go.jp/topics/pdf/09_12_05-10jissi_jyoukyou/02.pdf
■ 人の可聴周波数域。大体、下は20ヘルツから、上は15キロヘルツ乃至20キロヘルツまで。年齢とともに高周波域が聞こえなくなる。真夜中の公園や店頭にたむろする若者。彼らの撃退用に開発された商品「モスキート」。17キロヘルツのブザー音を発する。で、最初は、「ブーン」という蚊の羽音のように聞こえ、その効果があった。ところがその内、逆に、興味の的に。そして、携帯電話の「モスキート着信音」となって流行り始めた。さて、一体どんな音なのか。ちょっと試してみた。聞こえるような聞こえないような。。いや、耳鳴りか。 (2010/01/07)
≪関連サイト≫ 生徒、授業中の携帯着信音に「モスキート」 先生には聞こえず http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20100106AT1G1501Q06012010.html モスキート音 http://yougo.sblo.jp/article/852922.html
■ 低迷する経済。厳しい雇用。この状況から何とか脱却しようと地方も頑張る。高知県の四万十町がその一つ。ここは森林資源が豊富。四万十ヒノキ・スギは、材質・木目の美しさで全国でも高い評価を受けている。だが、肝心の作業道が余り整備されておらず、木材の間伐や搬出をすることが出来ない。そこで「四万十式作業道」。材料は全て現地調達。環境に優しく、設置コストも格段に安い。この「エコ林道」。林業の復活はもちろん、新たな観光産業の創生。そして、町の活性化により雇用の場も創出!その波及効果に期待したい。 (2010/01/06)
≪関連サイト≫ 四万十式エコ林道、全国に拡大 材料現地調達で低コスト http://www.asahi.com/national/update/0103/OSK201001030105.html しまんとジョブ http://www.shimanto-job.jp/
■ ハイブリッド車や電気自動車の安全基準。日本の提案した基準が、ほぼそのまま世界標準に採用される。これは、トヨタ自動車やホンダなどにとって、世界的シェア拡大の追い風となりそうだ。しかし、喜んでばかりはいられない。ネオジムやジスプロシウムといったレアアース。トヨタの「プリウス」やホンダの「インサイト」といったハイブリッド車に欠かせないものだが、生産量で9割超を占める中国。これらの輸出、生産の管理を強めている。これまでは「中東の石油」。今後は「中国のレアアース」か。では、日本の中長期戦略は如何に? (2010/01/05)
≪関連サイト≫ 日本提案の環境車安全基準案が世界標準に http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20100102AT2M3100U31122009.html 「工業の調味料」希少金属レアアース、中国が管理強化 http://www.asahi.com/business/update/1224/TKY200912240002.html
■ 一昨日の2日、東京の拝島大師に初詣。最寄りの昭島駅の駅前広場では太鼓演奏を囲む黒山の人だかり。この聴衆を狙ったか、少し離れて、公明党の高木陽介衆議院議員。「民主党はマニフェスト違反」との街頭演説。だが、こちらの聴衆はさっぱり。山口代表も、この日、新宿で同様の街頭演説。政治資金、経済、雇用、普天間。通常国会を混乱させ、内閣及び民主党支持率を低下させる。公明党に限らず野党の戦略か。ただ、国民は、一日も早いこの不況からの脱却を願う。さて、この混乱戦略は、和太鼓のように国民の心に響く? (2010/01/04)
≪関連サイト≫ 公明代表が街頭演説「首相は退陣を」 自民総裁は静養 http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20100103AT3S0200S02012010.html |